巨人3連覇最大の要因とは |
2009.09.23 Wednesday
巨人がセリーグを3連覇しました。磐石の強さというのが評論家やメディアでの評価です。その最大の要因とは何なのでしょうか。絶対的な4番打者?確かにラミレスがいますが、そこまでの存在というほどでもないような気がします。他にもやたら打球が飛ぶ阿部や成長著しい亀井。さらに昨年の新人王でいけいけムード満杯の坂本もいます。
去年チームを去った二岡やほとんど名前を聞くことがなくなったリ・スンヨプがいなくてもこれだけ磐石というわれるということは、以前の巨人のようなものすごい先発陣がいるとか?と思ってもそれほどすごい投手がいるわけでもなさそうです。グライシンガーも何かと不安を騒がれていますし、内海に至ってはまだ10勝にも届いていません。ゴンザレスという聞きなれない投手が14勝を挙げているのが目立つくらいでしょうか。先日禁煙できない弱さを指摘された東野も内海と同じ8勝です。
では抑えと言えば、最速150セーブを記録しましたが、不安定さを指摘されること幾度となくありました。2軍落ちも経験しているくらいですから。そうなると、中継ぎ投手ということでしょうかね。山口が球団記録を塗り替える登板試合数を記録しました。でも絶対的ということでもないわけですから、こうなるとやはりWBCでも日本代表を世界一に導いた原辰徳監督のリーダーシップということになるでしょう。現役時代、最後は長嶋茂雄監督に4番を外され、最初の監督時は、渡辺オーナーに配置換えと言われ、それでも這い上がってきたこの若大将。やはりこの人の指導力こそが巨人3連覇の最大の要因でしょうね。